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2011年 08月 08日
8月は有給消化中ということで、課題図書を4冊設定。
まずは1冊目。 今後のキャリアに悩んでいた時に参加したグロービスのセミナーで 講師が進めていた一冊 ハーバード流キャリアチェンジ術 ハーミニア・イバーラ著 この本は、大きく下記3つの内容で構成されている ・キャリアアイデンティティー、キャリア・チェンジとは ・キャリア・チェンジ入門編 ・キャリア・チェンジ実践編 おもしろいのは、多くの人の事例から、キャリア・チェンジについて 学び、理解できるところ。 なかなか普段、他の人が現職に疑問を抱いてどんな風に悩んで キャリア・チェンジをするか知ることはできない。 この本ではこの悩む時期を「過渡期」と呼んでいて 重要な時期としている。 私もこの「過渡期」をつい最近まで経験していたのだけど、 本当につらい時期である。自問自答のくり返しで、自信や判断力がなくなる時期でもある。 でもこの「過渡期」は必ずだれもが経験するもので、 キャリア・チェンジには重要で必要な時期とある。 それはなぜか? 仕事に対する価値感=キャリア・アイデンティティーは 様々な経験をすることにより常に変化するものである。 そして、キャリア・アイデンティティーと密接に結びつく 人生における価値観=アイデンティティーもまた変化する。 それらの変化を把握し、受け止めるために「過渡期」は必要なのだ。 そうすることで、自分にとって正しいキャリア・チェンジができるとしている。 またもう1つおもしろい点は、 これまでの本当の自分=アイデンティティーを深く考えてから行動するのではなく、 行動してから評価することが大切だと主張している点だ。 新卒の時によく耳にした「自己分析」。確かに必要だが、 これに縛られすぎると可能性を狭めてしまうという。 つまり自分で把握しているアイデンティティーは、ごく一部ということになる。 これまでの経験でやりたいと思ったことや可能性のある選択しをすべて出し、 まずは行動して試してみる。そのあと評価し、縛りこむ方法。 一見いきあたりばったりのようだが、重要なのは自分の気付かないところに 可能性が秘められており、行動するうちに今まで把握していかなった 自分のアイデンティティーを発見できるということ。 私は納得した。アイデンティティーもキャリアも軌道修正しながら、進んでいくものなのだな、と。 これまでの経験をリセットするのではなく、 行動し、経験することで発生するアイデンティティーの変化やその発見により 新しいキャリアアイデンティティーが生まれるのだ。 嫌気がさす業務や仕事での失望感だって、次のキャリアアイデンティティーにひそかにつながっている。 無駄なことは1つもない、そう思えて何かが軽くなった気がした。 ただアイデンティティーは、安心感と一緒で常に安定しない。失っては再び手に入れてのくり返し。 でもそうわかっていれば楽だ。 またその時がきたら、「過渡期」で考える時期なのだ。 その時またこの本を手に取りたいと思う。
by hirose-saori
| 2011-08-08 22:35
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